本日、レコーディングスタジオのピアノを入れ替えました。
写真は設置後のYAMAHA UX-3の画像です。
本日午前中まで、けなげに働いてくれた KAWAI KS-3Fは、震災後、管理をする主がいなくなった盛岡の実家から、昨年10月に引き取ったものでした。
丸坊主の中学生だったころ、新聞配達アルバイト(ベタですな~笑)の幾許か給ったお金で、母の「息子がピアノを弾く姿を見てみたい」という、わがままな(笑)リクエストをかなえるために買った、思い入れの強い楽器でした。
状態は非常に良かったのですが、KAWAI独特の「どーん」としたサウンドと、打鍵時、発音までに若干のタイムラグが発生するタッチが、果たして、公の場である録音スタジオに相応しいのか? と思い悩んでしまい。。。
意を決して、今回の入れ替えに踏み切りました。
新顔のYAMAHAくん、これから、ばりばりと働き、必ずやアーティスト・ピアニストのお役に立つと確信しております( ^ ^ )/
本日は、中部地区を中心に活動されているギター・マンドリン合奏団"meets"のみなさまが主催された定期演奏会を、出張レコーディングする現場でした。
【ギター・マンドリン合奏団"meets"ブログ】
http://meets55.blog55.fc2.com/
会場は、名古屋市中区伏見にある「ザ・コンサートホール」。
画像は、舞台袖に組ませてもらった「出張録音機材セット」設置後の写真です。
コンソールはYAMAHAO1v96。ホストアプリに(今回は32Bitで録音するため)Nuendo3。バックアップHDRにFOSTEX D-80(この機材、音が良い!)という機材ラインナップで収録しました。
マンドリンの録音の勝負は、ダイナミクスをいかに忠実に収録できるかにかかっています。
毎年、団の皆様のご協力もあって、納得のいくお仕事をさせてもらっております。
やはり、録音はコミュニケーションが大切ですね~。
meetsさん、東海地区で幅広く団員を募集中とのこと。
初心者も大歓迎だそうです( ^ ^ )/
昨日の現場は、彼が高校生の頃からご縁がある小野直人さんが率いるバンド「FILLip」の録音プログラムでした。
またしても、若者達と朝を迎えてしまいました( ^ ^ )/
2曲収録予定で、メンバーの生活時間軸を合わせると、当然、録音開始は夜半スタートの夜間プログラム。
昨日も、気持ちのいい爆音ギターサウンドとボーカルが収録できました。
現在、ボーカルくん以外は20代後半のメンバー達。
年を経るにつれ、ミュージシャンとして確実な成長をしている気がします。
若い人たちが、他者に依存せずに自力で活動して行こうとする姿勢は、自分には美しく映ります。小野さんを10代から知っているだけに、嬉しい。
写真は、珍しく背筋を伸ばした、自分の横姿を撮影いただきました。
きっと、眠気を吹き飛ばそうとしているのでしょう(笑)
ありがとうございます。
シェアさせていただきます!
m( _ _ )m
一昨日・昨日は、名古屋を中心に活動している男子4人組のロックバンド「BOYS BEAT」くんたちと、合計20時間録音プログラムの現場でした。
画像は、サブルームから見たライブルームの「ベーシック録音(ドラム・ベース・ギター2本)」現場写真です。
【BOYS BEAT WEBSITE】
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=boys_beat
エレキテル・レコーディングスタジオは、録音プログラム中スタジオ全部を(狭いのですが。。。汗)クライアントさまが貸切りされます。
BOYS BEATくんたちも、非日常空間であるスタジオで、時間を忘れて音楽造りに没頭、また没頭。。
本人達曰く「あっという間に2日間」2曲のプログラムが終了しました。
自分が若い頃の状況よりも、最近のお若い方は、情報量の違いからか圧倒的に楽器演奏が上手。
いままで、ライブアレンジでしかレコーディングを経験していなかったご様子でしたので、(差し出がましいことなのですが。。)ホンの少しだけ音響に関するヒントを差し上げたら、ものすごい吸収力で身につけていきました( ^ ^ )/
この瞬間、録音エンジニア・クリエーター冥利につきますな。
あとは、ミックスダウンを残すのみです。
現場でのスタジオワークは授業ではないので(笑)教えることはしないのですが、どうぞご自由に、音楽制作の手法は盗んでくださいネ。
BOYS BEATのみなさま、自分も引き続き頑張ります!
ギターロックバンド「EARNIE FROGs」さんのアルバム制作が、昨日からスタートしました( ^ ^ )/
【EARNIE FROGs WEBSITE】
http://earnie.boy.jp/1/top.html
「EARNIE FROGs」さん、緻密・綿密なアレンジは以前から変わらずなのですが、今作はサウンドに骨太さが加わり、とてもよい感じです。
最近はライブハウスで揉まれツアーで揉まれで、様々な経験をつんでいる最中とのこと。
いつの時代も、若いバンドマンにとっては「王道」の体験なのですネ。
今回も、良い作品群が出来上がる予感がしています。
自分は写真を撮影いただいているのを知らなかったので、素のまま本気モードの作業風景写真となってしまいました(笑)
シェアさせていただきました。
引き続きよろしくお願いいたします!