毎年、この時期に需要が多いのは、忘年会における余興の「出し物」の録音。
高らかに「あたりまえ体操」が、エレキテル・レコーディングスタジオに鳴り響きました( ^ ^ )
画像は、録音初体験者が無理なく目標を達成できるよう、ピアノとボーカルが同時録音できるようセッテイングした、マイキング設置写真です。
クライアントは、名古屋鉄道本線沿いにある、とある癌治療病院の先生でした。
過酷な勤務。年末、唯一発散出来る場が、忘年会との事。
「看護スタッフの慰労のために。。。スタッフが喜ぶから。。。」と恥ずかしそうに先生が、ボーカル録音にいらっしゃったのですが、ところがどっこい ^ ^ とても美声で(笑)
初めて自分の声をスピーカーから聴く事が出来て、ビックリするやら嬉しいやらで、とても楽しい現場でした。
勤務途中に、現場の先生方と看護スタッフから預かった予算を封筒に入れて、おずおずとスタジオに来てくださった先生。
プログラム終了後は堂々とした面持ちで、これからトンボ帰りで「宿直夜勤」。
帰り際の「お正月は、【正月だから、少しお腹が痛いけれど我慢しよう】とご無理なさる方が多いのです。病気は、盆暮れ関係ないのだから、無理しないほうがよいのですが。。。そのために正月返上で私達が待機しているので。」とのご発言に、おもわずグッときてしまいました
どうぞ、楽しい忘年会を!